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「このイベントは絶対にハズせない!」。この日を励みにして、休日出勤を宣告されないように、山積みになっていた仕事をしっかりと残業して片づけてきた。心地よく揺れていたモノレールが「台場」駅のホームに滑り込む。少し寝不足だが、お台場の心地よい風に触れたら頭の芯までスッキリしてきた。駅を出ると、フジテレビの巨大なビルディングが道行く人を見下ろしていた。この副都心でジープを思う存分堪能できるオフロードコースが用意されている。
  そう考えただけでワクワクする! ジープのオフロードでのパフォーマンスを試すことができるのだ。昔っから、本物が気になってしかたない、そういう性格なのだ。今日のお目当てはジープ・ラングラー。他にもラグジュアリーなグランドチェロキーや、スポーティなチェロキーもあって、試乗はどれにしようかと随分悩んだ。甲乙付けがたいのだが、ジープ・ラングラーはオフロードで最強と言われるジープの中でも、原点と呼べる存在だ。
 

案内マップに従って会場に一直線のつもりだったが、フジテレビ前のイベントスペースの賑々しさに惹かれて寄り道してみた。おっ、ここにもジープが並んでいる。グランドチェロキーとチェロキー、そしてジープ・ラングラー。こういうコンクリートの建造物に囲まれたスペースに置いてもジープが絵になるのはなぜだろう。ヘビーデューティなバッグやダイバーズウォッチなんかもそうだ。さり気なく都会で使われているのを見ると、ほんとサマになる。不思議だ。

ホンモノだけが持つオーラがそう感じさせるのか? なんて考えていたら、じっとしていられなくなってきた。会場に向かう足取りがついつい早くなってしまう。おっ、いよいよイベント会場が見えてきた。もうすでにかなりの人が入っている。楽しみにしていたのは、きっとみんなも同じなのだろう。ふと、足もとを見るとハナビシソウの花が咲いている。確か北アメリカ西部原産だったはず。花言葉は「私の願いをきいて…」。そう今日はいよいよ「願い」がかなう。ジープのオフロード走行!
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