いまだかつて、誰も体験したことのないツーリングワゴンが、ここに解き放たれた。パワフルなパフォーマンスは時に獰猛に、時に優雅に。パッセンジャーの心はときめき、身体はやすらぎに包まれる。
 
かつてアメリカでは、キャンプやマリンスポーツにはピックアップトラックが欠かせなかった。その荷台にシェルを被せ、どんな荒れ地にも分け入る走破性に、積載性と広い居住空間を兼ね備えたのが元祖SUVだ。今では多くのSUVが乗用車ベースだが、デザインの上で「タフさ」は外せない要素であり、ゆえに車高が高い堂々たるボディがひとつのアイデンティティとして受け継がれている。

 
 
300C ツーリングには、力強くしなやかに走るための最新テクノロジーがふんだんに散りばめられている。5.7L V型8気筒 HEMI®エンジンが目覚めると、後輪駆動レイアウトがそのパワーを余すところなく受けとめる。ほぼ50:50という理想的な重量配分である上に、ブレーキアシストを備えたエレクトロニクス・スタビリティ・プログラム(ESP)や、滑りやすい路面での機動性と方向安定性を高める、オールスピードトラクションコントロールといったテクノロジーの数々が、直進性もコーナリング性能も磨き上げ、どんなステージでも最高のパフォーマンスを発揮する。
一方で、90年代に入るとステーションワゴンの魅力が開花する。こちらはセダンの落ち着いた居住空間はそのままに、積載性に優れたカーゴスペースをプラスした。都市でのオンタイムから、違和感なく快適にリゾートでのオフタイムへと走ってゆける。そのエクスプレス性こそが、SUVには無いステーションワゴンの特権である。 300C ツーリングの誕生は、その特権を究極まで磨き上げた、圧倒的にパワフルなステーションワゴンの誕生を意味している。
 
ページ トップへ
 
最強のワゴン登場
 
HEMIという名を聞けば、今でも大観衆の歓声が沸き起こるデ・ジャヴを覚えるかもしれない。かつて、NASCARストックカーレースで無敵を誇った伝説のエンジン、426HEMI。その登場から40年以上を経てもなお、クライスラーの乗用車エンジンにおいて、HEMIは最強のパワーとトルクを誇り続けている。300C ツーリングには、その血統を継ぐ5.7L V型8気筒 HEMI®エンジンが存在感を光らせる。
  レースシーンではエンジンのパワフルさにスポットが当たるものだが、300C ツーリングももちろん、HEMIの名に恥じないパワーを生み出す。5.7L V型8気筒 HEMI®エンジンの最高出力は340ps/5000rpm、最大トルクは53.5kg・m/4000rpmと、他のステーションワゴンをゆうに凌いでいる。参考までにドイツ車A(4.2L V8)は335ps、42.8kg・m。ドイツ車B(3.0・直6)は258ps、30.6kg・mである。 また、300C ツーリングのHEMIエンジンは圧倒的なパワーに加えて、緻密で細やかな配慮と静粛性も合わせ持つ。運転状況に応じて4つのシリンダーを可動・休止させる可変シリンダーシステム(MDS:Multi-Displacement System)が組み込まれ、市街地走行や加速時には8気筒すべてがパワーを発揮し、ハイウェイなどでのクルージング走行時には、4気筒が停止してスムーズで高効率な走行に切り替える。
これにより、欲しい時にはHEMIエンジンのパワーを堪能し、抑えたい時には無駄な出力を省くことが可能になり、最大約20%の燃費向上を達成している。 さらに、3.5L V型6気筒 エンジンにおいても、最高出力249ps/6400rpm、最大トルク34.7kg・m/3800rpmという優れたパワーと、コストパフォーマンスの両方を享受できる。
 
 
 
300C ツーリングは、こうした胸躍る走りを実現する一方で、ステーションワゴン本来の強みであるカーゴスペースの向上にも、手を抜くことはない。クライスラーはミニバン創りの名手としても大きな評価を得ており、そのノウハウは300C ツーリングにしっかりと活かされている。リフトゲートの開口部は低く広く、荷物の積み降ろしがスムーズだ。タブを引くと簡単に倒れるリアシートは、アレンジの幅を広げる60:40の分割可倒式で、どんな形状の荷物にもフレキシブルに対応する。リアシート使用時の300C ツーリングの荷室容量は630リッター、さらに、リアシートを折り畳んだ時の荷室容量は、1602リッターに増加し、最大限のカーゴ スペースを確保しています。
 
ページ トップへ
 
ゆったりとしたくつろぎの空間
 
 
たとえ最大容量いっぱいに荷物を積んだとしても、決してラグジュアリーを忘れさせない。それが300C ツーリングの室内空間である。3.5 モデルのべっ甲アクセント、5.7 HEMIモデルには、本木目のカリフォルニアウォルナットウッドリムが採用され、重厚な中にひとさじの華やかさをもたらすインストルメントパネルは、室内に気品と満足感をもたらす。程よいホールド感と上質なオリジナルレザー*が心地よいシートは、ゆとりと安心感にあふれている。運転席、助手席はパワーシートで最適なポジションを確保する。300C ツーリングは走りのテクノロジーもさることながら、室内を快適にするための装備や安全装備も充実しているのである。 穏やかな時間を過ごしながら、足先でHEMIを操り、スポーツカーをも置き去りにするパフォーマンスを愉しむ。威厳と自由を強調するフロントマスクと、堂々としてしなやかなボディデザインの融合は、300C ツーリングが秘める無限の可能性を、一瞬にして人々の目に焼きつけていく。  * 一部合成皮革を使用しています。
ページ トップへ
 
  (C)2008 Chrysler Japan. All rights reserved.